私は将来、貧困問題の解決を支援する活動に従事したい。そのために、貴学の文学部社会学専攻で専門的な知識を学び、問題の根本原因を探求することで、解決策を見出し、それを世界に発信したいと考えている。
私は母と一緒にフィリピンに語学を学ぶために滞在した。
滞在中、同じ年代の子供が学校に行かずに生計のためにチップを求めている光景を見た。
この経験から、貧困の原因は、貧困層が基本的な教育を受ける機会が限られていることにあり、それが将来の社会的な成長に影響を与えると考えた。
高校時代は社会問題への理解を深めるために、海外で社会問題の現状を発信しているキュレーターの佐藤恭子さんにインタビューを行った。
更に移民難民のオンラインイベントを主催している河上明夢さんと共にディスカッションのイベントを開催する活動も行った。
これらの活動から、社会が抱える問題を発信して解決することの大切さを学んだ。大学では、貧困問題に対処するための政策を考案し、その解決策を広めるスキルも磨きたい。この課題解決と情報発信の二つの目標を実現するために、貴学文学部が提供する、専攻とは別の分野の科目も副専攻として学べる制度に魅力を感じた。
多国籍・多文化国家になり行く日本における、持続可能な社会の形成に貢献できる人材となるために、貴学の文学部社会学専攻への入学を志望する。
きっかけは、高校時代チアダンスでは計6回の全国大会出場、神奈川県大会2位入賞を達成した過程にある。
程で私が印象に残っているのは、練習の辛さ等ではなく、チーム内の分裂や苦悩、組織内での分断である。
同じ目標で同じバックグラウンドの部活内ですらここまで共生するのが難しいのかと落胆し、しかし自らが緩衝材として機能することで部内を取りまとめてきた。
現在の日本社会にも上記に記した事象が発生していると私は考える。
2021年5月、和歌山県の苦しい家計を救うためにベトナムから子供を置いて日本へ来た技能実習生の夫婦の夫が、日本で同じ国籍の元技能実習生に殺されるという事件があった。
群馬県伊勢崎市、大泉町ではベトナム人の不法滞在・不法就労状態にある「ボドイ」と呼ばれる人々が空き家等に住みつき、窃盗や詐欺、暴力行為、無免許運転等の不法行為をしており、治安悪化や現地の日本人との対立を温床となっている。
私は将来、経済発展より発生する環境問題、竹害の問題を商品開発を通じて解決に導きたいと考えている。この志を達成するため、貴学経済学部公共・環境経済学科を志望する。私が住む、埼玉県では放置竹林の問題が発生している。
特に、埼玉県本庄市の児玉町では深刻な竹林の問題が発生している。
かつては養蚕業が盛んに行われており、児玉町には蚕の餌の桑畑が多く存在した。
その後衰退してしまった桑畑が竹林になり、そのまま放置されている。私は、この現状から、地域で放置されたままになっている竹林の問題を解決に導きたいと考えるようになった。
この志を達成するため、高校時代にはNGO団体BAN部が主催する竹害問題を解決に導くイベントに参加した。
JA埼玉ひびきや本庄市と協力し、実際に竹害の被害にあった場所を訪れ竹の伐採やその竹を使った製品の販売を行い竹害を経済面から対策しようと試みた。
プロジェクトで私はキャンプブームに乗った竹キャンプ場を作り、その場所で竹害について知ってもらったり、竹を使った薪木やランタンを販売し竹を消費することを提案した。
竹害対策において重要なことは継続的に行える事業展開を行えるかどうかである。
私は日本により多くの難民移民を受け入れ、多文化共生社会を実現させたい。そのために難民移民の政策を補助するためNPO、NGO団体といった民間団体の活動の推進を行い、より移民難民の生活サポートする団体の質を上げたい。
私は高校時代にNGO団体ルミチャーを設立して難民学校で子供達の教育支援や、プロジェクトの一環として在日外国人が抱える悩みを聞いてサポートする活動を行った。
現状では難民移民の健やかな生活は保証されていないことを知った。問題の一つに難民移民の劣悪な雇用環境が挙げられる。労働基準法に違反する企業も日本に多数存在する。
厚生労働省の技能実習生の実習実施者に対する監督指導、送検等の状況によると、労働基準関連法令に違反していた企業は約70%に上るとされている。
この数値から、難民移民の雇用環境が劣悪であることが分かる。特に、労働時間の違反事例が最も多く確認されていた。私がNGO団体の活動で、実際に悩みを聞いた在日ビルマロヒンギャ難民のアウンティンさんと移民のアリさんが過去に働いていた工場では1日に10時間以上の労働を強いられていた。これは労働基準法で定められている1日8時間の労働時間を超えていて違反している。
私は、世界の人々が多様性を認め合い、豊かに関われる世の中の実現に貢献したい。
そのために、国際協 力・交流のための公的機関やNGO等で働き、多くの人々が異文化を体感する機会を創出する。
具体的には、行政や学校等と協力し、多くの子供たちが参加できるワークショップを企画したい。
私が企画するワークショップは「小学生を対象とした『共」をキーワードとするプログラム」である。
例えば韓国と日本など、多国間のグループを作り、共通点探しや共同作業をする。
小学生を対象とする理由は、一般に10歳前後には人の価値観が形成されるといわれるからだ。
よりフラットな視点で物事を見るためには、極力先入観がない状態の方が好ましいため、この企画は小学生を対象とするのが効果的と考える。
次に「共」をキーワードとする理由である。
私はSNS上で知り合った韓国人と「お互いの言語を学びたい」という 「共通」 の目的がきっかけで仲良くなり、今では日々の出来事を共有し合うまでの仲となった。実際に出 会ったことのない人でも共通点がきっかけで関係を構築できると知った。 また、「共同作業」 も重要な要素 となる。これはもともと敵意を持つ2つのグループ間で、ひとつの目標に向けて共同作業を行うことで友好関係が発展した「泥棒洞窟実験」で証明されている。
私が貴学法学部を志望する理由は、難民移民問題解決の為に法学、及び政策の面から向き合い自ら行動したいからです。
これまで私は高校時代に代表として設立したNGO団体で難民の子供達にオンラインで教育支援を行ったり、移民の人々の悩みを聞いて生活をサポートする活動などを行って難民移民問題と向き合ってきました。
貴学への入学が叶った暁には、日本の難民受け入れそして難民移民を含めた在日外国人の生活を改善するための労働基準法や、難民認定制度などの法的、政策的な取り組みを学び解決法を模索したいです。
また、難民や移民に対する差別問題を研究したいです。
そしてNPOやNGO論について学び、政府だけでは解決することが出来ない問題をNPOとNGOなどが協力して解決に導くために将来的には民間団体の活動をより促進させたいです。
中央大学では、「学ぶ」ため の機会や選択肢が数多く準備されているので、 やる気がある学生にとっては最高の環境だと思っています。私はこれまで、自分が人生をかけて解決したいと考えた難民移民問題解決のために行動してきました。やる気のある私にとって中央大学法学部政治学科が一番の学びの場であると考えてます。From these studies in Chuo University I want to grow out my “Can do” spirit and spirit of “Knowledge into Action ''.